カラカス 温度24℃ 湿度80% 曇り時々雨
『I just wanna sit on a rooftop with someone at 2am and just look at the night sky, not worrying about anything going on in life.』 karmacoffeeより
初めてカラカスに着いたその夜に、静寂の暗闇のアパートの屋上に座って、ぼんやりと夜が明ける瞬間を迎えたのを覚えている。かすかに吹く風を少し肌寒く感じながら、少しづつ朝焼けのオレンジとピンクに染まった空が見えるころ、一斉に野生の鳥、ワチャラカのけたたましい鳴き声が広がっていく。星と空と太陽、そして眼下に広がる建物。希望と興奮と幸福のあまりに、ただ恙なきその瞬間に感謝した。
私は彼の生まれ育ったその街を一緒に高台から眺め、何も恐れたり心配することはなかった。
私はただ屋根の上に座っていたいだけ、夜中の2時に誰かと一緒に、ただ夜空を眺め、これからの人生について何も心配せずに。
そうだ、こういう瞬間を私は経験したではないか!
不満が大きくなった私への神様からの戒めのメッセージが届いた。